セブン&アイ続伸、スーパー事業統括会社の入札に住友商や米ファンドが参加検討と伝わる
セブン&アイ・ホールディングス<3382>が続伸している。日本経済新聞電子版は26日取引終了後、「住友商事はセブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂や外食事業などを統括する会社の買収を検討していることが26日わかった」と報じた。また、NHKは住友商事<8053>や米投資ファンドのKKR<KKR>が入札手続きへの参加を検討していると報道。テレビ東京は米フォートレス・インベストメント・グループが買収を検討していると伝えている。株式の売却手続きに向けた1次入札は28日に締め切られる見通しだが、一連の報道を受けて応札額に対する期待感が高まる形となり、セブン&アイ株への買いを誘発したようだ。日経新聞やNHKは、住友商は傘下に食品スーパーのサミット(東京都杉並区)やドラッグストアのトモズ(同文京区)を抱えており、相乗効果を見込むと伝えている。テレビ東京はフォートレスの買収の検討の背景に、不動産価値を視界に入れているもようだとしている。
出所:MINKABU PRESS
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