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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):中部電、ワークマン、ハイデ日高

中部電 <日足> 「株探」多機能チャートより
■中部電力 <9502>  2,206円  -234 円 (-9.6%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 中部電力<9502>は大幅反落。5日取引終了後、原子力規制委員会の新規制基準適合性審査を受けている浜岡原発3、4号機を巡り、同審査における基準地震動の策定に関して不適切事案があったと発表した。地震動評価における代表波の選定について、審査会合での説明内容と異なる方法や意図的な方法で実施されていた疑いが確認されたという。ネガティブ視した売りが出ている。これを受け、第三者委員会を設置して事実関係などを調査する。会社側は今回の事案について審査に重大な影響を及ぼす恐れがあるとし、原子力事業の根幹を揺るがしかねない事案であると極めて深刻に受け止めているとした。

■ワークマン <7564>  6,290円  -400 円 (-6.0%)  本日終値
 ワークマン<7564>が大幅反落。5日の取引終了後に発表した12月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比2.0%減と10カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。リカバリーウェアは秋冬物の好調に加え、導入時期を早めた通年物が売り上げに貢献したものの、アウターやウォームパンツ、手袋などの冬物商品が低調だった。なお、全店売上高は同3.4%増だった。

■ハイデイ日高 <7611>  3,350円  -115 円 (-3.3%)  本日終値  東証プライム 下落率8位
 ハイデイ日高<7611>が後場終盤になって下げ幅を拡大。午後3時ごろに第3四半期累計(3~11月)単独決算を発表し、売上高461億7400万円(前年同期比12.7%増)、営業利益52億8500万円(同30.7%増)、純利益35億6000万円(同29.3%増)と大幅増収増益となったものの、期待されていた通期予想の上方修正がなかったことが売り材料となったようだ。11月まで各月の既存店売上高が同月対比で過去最高を33カ月連続で記録するなど既存店売上高が好調に推移していることに加えて、新店の売上高が好調なことが売上高を牽引。また、昨年5月、12月の値上げや各種販促策による利用単価の上昇、コロナ禍で短縮した営業時間の延長なども貢献した。なお、26年2月期通期業績予想は、売上高600億円(前期比7.9%増)、営業利益60億円(同8.8%増)、純利益41億円(同0.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■コメリ <8218>  3,425円  -5 円 (-0.2%)  本日終値
 コメリ<8218>が反落。5日の取引終了後に発表した25年12月度の月次状況で、既存店売上高が前年同月比3.1%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。肥料や農薬などの農業関連商品の販売は引き続き堅調なものの、全国的に気温が高かった影響で暖房用品の販売が低調に推移した。また、日本海側では降雪量が平年より少なかったことから、防寒衣料や除雪用品も販売が冴えなかった。なお、全店売上高は同2.0%減だった。

■ステラファーマ <4888>  292円  +80 円 (+37.7%) ストップ高   本日終値
 ステラファーマ<4888>が大幅続伸。午前10時ごろ、住友重機械工業<6302>やフジタ(東京都渋谷区)、藤田学園(愛知県豊明市)などと進めるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の研究開発に関して、住友重が藤田医科大学と深部がん治療の研究開発を目的としたBNCT治療システム及びBNCT線量計算プログラムの導入に関する契約を締結したと発表したことが好感された。住友重は、加速器の出力電流値を増やすことでより高出力の中性子線を発生させる次世代BNCTシステムを開発。一方、ステラファはBNCT用薬剤の開発と製造を通じた医薬品研究開発の知識と経験を提供するほか、藤田医科大学などと協力して深さの制限を緩和するとともに、より深部のがんへの適応が可能になるような研究開発を進めるとしている。

■ROXX <241A>  526円  +80 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
 ROXX<241A>が商いを伴い急反発。5日の取引終了後、採用支援サービス「Zキャリア AI面接官」が、みずほフィナンシャルグループ<8411>のキャリア採用活動に導入されることになった発表したことを好感した買いが流入した。「Zキャリア AI面接官」は採用活動の一部をAIによって代替し、面接工数の削減や選考リードタイム短縮を実現するサービス。なお、金融機関への採用は今回が初めてとなる。

■ランシステム <3326>  751円  +100 円 (+15.4%) ストップ高   本日終値
 ランシステム<3326>がストップ高。複合カフェを全国展開しており、インバウンド効果で業績は飛躍局面にあり、26年3月期営業利益は前期比36%増の1億7000万円を見込む。配当は実施していないが、好業績を背景に株主優待制度の拡充を発表しており、これが株価を強く刺激する材料となった。内容は、3月末時点で1年以上継続保有する株主に長期保有特典を付与するというものだが、26年3月末基準日は新制度への移行期間としてすべての株主を長期保有特典の対象とする。また、優待品のAmazonギフトカードをデジタルギフトに変更することも併せて発表している。

■NCD <4783>  3,390円  +270 円 (+8.7%)  本日終値
 NCD<4783>は大幅続伸。5日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資顧問会社アセンダー・キャピタルによる株式保有割合が7.41%から8.45%に上昇したことが判明。保有目的に「重要提案行為などを行う可能性がある」としていることから、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は25年12月24日となっている。

■Arent <5254>  3,145円  +167 円 (+5.6%)  本日終値
 Arent<5254>が大幅続伸。5日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万2000株(自己株式を除く発行済み株数の3.00%)、または7億円としており、取得期間は1月6日から来年1月5日まで。株価水準や財務状況、株主還元などを総合的に勘案して実施する。

■北川精機 <6327>  951円  +48 円 (+5.3%)  本日終値
 北川精機<6327>が大幅高で4連騰。プリント基板プレス関連装置などを展開する機械メーカーで技術力が高い。同社が手掛けるCCL成形用真空大型プレス機はグローバルベースで首位級の商品競争力を誇っている。そして、近年は生成AI市場の急拡大を背景としたAI半導体特需の恩恵を享受していることから同関連有力株として頭角を現してきた。CCL成形用プレス機はGPUを搭載するAIサーバー向けで需要開拓が進み、同社の成長ドライバーとして中期的な収益貢献が見込める状況にあり、業績飛躍への期待が膨らんでいる。差し当たって26年6月期営業利益は前期比6%増の6億6000万円を見込むが、進捗率を考慮して上方修正の可能性がある。

●ストップ高銘柄
 日本精密 <7771>  171円  +50 円 (+41.3%) ストップ高   本日終値
 オンデック <7360>  1,087円  +150 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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