【材料】ウーバーやリフトが上昇　ロンドンでロボタクシーのパイロットプログラムを開始へ＝米国株個別

（NY時間11:35）（日本時間01:35）
ウーバー<UBER>　81.33（+2.02　+2.54%）
リフト<LYFT>　20.17（+0.75　+3.84%）

　ウーバー<UBER>やリフト<LYFT>といった配車サービスが上昇。世界各地で自動運転サービスの展開を急ぐ中、英国内で無人タクシーの実証実験を行うため、それぞれ中国の百度（バイドゥ）<BIDU>と提携する。

　ウーバーは、百度のロボタクシー「アポロ・ゴー（ＲＴ６）」を使ったロンドンでのパイロットプログラムを２０２６年前半に開始し、同年末までに同市で商用サービスを始める見通しだと発表した。

　一方、リフトも、規制当局の承認を前提に、同じ車両を数十台用いた英国での試験を来年実施する計画であることを、同社のリッシャーＣＥＯがＸへの投稿で明らかにした。

　世界的にはロボタクシーの展開が加速しており、百度やウィライドといった中国企業、アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のウェイモが先行している。

　ウーバーとウィライドはアブダビで無人運行を開始しており、中東での拡大を計画中。百度はアブダビやドバイ、スイスで実証を進めており、米自動運転技術企業のウェイモも今月ロンドンで試験を開始した。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース