【材料】デルが下落 12月17日から法人向け中心に価格引き上げへ=米国株個別
(NY時間13:50)(日本時間03:50)
デル<DELL> 132.40(-6.20 -4.47%)
デル<DELL>が下落。同社は12月17日から法人向けを中心に価格を引き上げる計画だと伝わった。ビジネス・インサイダーが入手した内部資料をもとに伝えた。
背景にはAI競争を受けたメモリ需要の急増がある。価格改定は企業向け販売に適用され、同社のクライアント・ソリューションズ・グループ売上の約85%を占める重要分野で、DRAMヤNANDといった主要メモリ・ストレージ半導体の世界的な供給ひっ迫がコスト上昇を招いているという。
AIインフラ向けに大量のメモリが確保されることで、PC向けとの競争が激化しており、同社に限らずレノボやHP<HPQ>など業界全体に影響が及んでいる。
内部の価格表によれば、32GBメモリ搭載のDell Pro/Pro MaxノートPCやデスクトップは130-230ドル、最上位の128GB構成では1台あたり520-765ドルの値上げとなり、1TBストレージを選択するとさらに55-135ドルの上乗せとなる。
AI向けでは、エヌビディア<NVDA>のブラックウェルGPUを搭載したノートPCやモニターも対象で、例えばDell Pro 55 Plus 4Kモニターは150ドル値上がりし、RTX PRO 500 ブラックウェルGPU搭載機は6GBで66ドル、24GBでは530ドルの値上げが見込まれる。
同社は利益率圧縮や割引制限で一部コストを吸収しているものの、顧客負担は避けられないという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
デル<DELL> 132.40(-6.20 -4.47%)
デル<DELL>が下落。同社は12月17日から法人向けを中心に価格を引き上げる計画だと伝わった。ビジネス・インサイダーが入手した内部資料をもとに伝えた。
背景にはAI競争を受けたメモリ需要の急増がある。価格改定は企業向け販売に適用され、同社のクライアント・ソリューションズ・グループ売上の約85%を占める重要分野で、DRAMヤNANDといった主要メモリ・ストレージ半導体の世界的な供給ひっ迫がコスト上昇を招いているという。
AIインフラ向けに大量のメモリが確保されることで、PC向けとの競争が激化しており、同社に限らずレノボやHP<HPQ>など業界全体に影響が及んでいる。
内部の価格表によれば、32GBメモリ搭載のDell Pro/Pro MaxノートPCやデスクトップは130-230ドル、最上位の128GB構成では1台あたり520-765ドルの値上げとなり、1TBストレージを選択するとさらに55-135ドルの上乗せとなる。
AI向けでは、エヌビディア<NVDA>のブラックウェルGPUを搭載したノートPCやモニターも対象で、例えばDell Pro 55 Plus 4Kモニターは150ドル値上がりし、RTX PRO 500 ブラックウェルGPU搭載機は6GBで66ドル、24GBでは530ドルの値上げが見込まれる。
同社は利益率圧縮や割引制限で一部コストを吸収しているものの、顧客負担は避けられないという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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