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【市況】株価指数先物【昼】 25日線が支持線として機能するかを確認


 日経225先物は11時30分時点、前日比280円高の3万7630円(+0.74%)前後で推移。寄り付きは3万7750円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7735円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。ただし、中盤にかけて3万7870円まで買われたものの、買い一巡後はロング解消の動きが優勢となり、終盤にかけて3万7600円まで上げ幅を縮めている。

 日経225先物は買い先行で始まり、オプション権利行使価格の3万7875円水準まで上昇したが、積極的なロングは限られており、早い段階でクローズに向かわせたようである。終盤にかけて25日移動平均線(3万7550円)に接近しており、同線が支持線として機能するかを確認することになりそうだ。底堅さがみられるようだと、押し目狙いのロング対応に向かわせる一方で、割り込んでくると短期的にショートを誘う可能性はあるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.56倍に上昇している。米ハイテク株高の流れを引き継ぐ形から指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型を牽引する形となった。ただし、一時13.61倍まで上昇する場面もみられたものの、アドバンテスト<6857>[東証P]がマイナスに転じるなか、リバランスの動きが強まりにくい面はある。

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