【通貨】外為サマリー:一時155円20銭近辺へ円高進む、日銀追加利上げの観測受け
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
ドル円は、午前9時時点では156円20銭前後で推移し、同40分過ぎに156円51銭近辺まで上昇した。ただ、その後はドル安・円高が進行し午前11時過ぎには155円20銭近辺をつけた。155円台をつけるのは昨年12月20日以来、約1カ月ぶりのこと。市場では日銀の動向が関心を集めているが、この日、米ブルームバーグ通信は「23、24日の金融政策決定会合で追加利上げを決める公算が大きい」と報道。これを受け、一気に円高が進んだ。今年の賃上げは良好な内容が期待できるとみている、ことなどが利上げに踏み切る要因とされている。ただ、午後にかけてドルは買い戻され156円台に値を戻した。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0282ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS