【特集】「インフルエンザ関連」が11位、感染者数過去最高水準で関連株の動向に注目<注目テーマ>
タウンズ <日足> 「株探」多機能チャートより
1 人工知能
2 サイバーセキュリティ
3 量子コンピューター
4 半導体
5 データセンター
6 ペロブスカイト太陽電池
7 生成AI
8 防衛
9 防災
10 半導体製造装置
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インフルエンザ関連」が11位にランクインしている。
国内でインフルエンザの感染者数がかつてない勢いで急増しており警戒感が強まっている。前週9日に厚生労働省は全国の定点医療機関から昨年12月23~29日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、1医療機関あたり64.39人だったことを発表した。これは現在の集計方法となった1999年以降で最高を記録しており、懸念が高まっている。
東京市場でもインフルエンザの大流行を背景に防疫関連株の一角に断続的に投資資金が流入している。直近では医療機関向けにインフルエンザの検査キットを販売しているタウンズ<197A>が急動意をみせたほか、医療・衛生材料大手でマスクや消毒剤などを手掛ける川本産業<3604>などが大きく株価を上昇させた。きょうは全般地合い悪のなか両銘柄とも売りに押されているが、下値では押し目買いの動きも根強い。
このほか、関連株としてはマナック・ケミカル・パートナーズ<4360>や中京医薬品<4558>、大幸薬品<4574>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS