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【材料】高配当銘柄に注目 アナリストがAT&Tを今年の通信セクターのトップピックに 株価は小幅高=米国株個別

(NY時間15:18)(日本時間05:18)
AT&T<T> 22.70(+0.03 +0.11%)

 今年のウォール街は約5%の配当利回りが期待されている昔からのレガシー優良株を愛しており、新年の取引開始と伴に配当利回り4.9%の140年間続く優良株がウォール街で人気となっている。アナリストはFTTHブロードバンド・インターネットの整備により、2027年までに1株利益が2桁成長するとの期待を背景に、AT&T<T>を2025年の通信セクターのトップピックに選んだ。

 同社は通信専業プロバイダーへの再集中から恩恵を得る態勢が整っているという。2024年12月の投資家向け説明会で同社が発表した長期計画では、2025年から2027年の間に400億ドルの株主還元を行う計画が明示されている。

 1885年に設立された同社は、2025年の予想1株利益の7倍という評価で取引されている。同アナリストはまた、同社の堅調なフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しから、現在見込まれている200億ドル超の自社株買いがさらに実施される可能性があるとも指摘している。

 本日の株価は小幅高での推移。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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