【材料】<動意株・26日>(前引け)=ユカリア、ミツバ、タウンズ
ユカリア <日足> 「株探」多機能チャートより
ミツバ<7280>=上値指向強め4日続伸。ホンダ<7267>向けを主力に二輪車や自動車向け汎用電装品を手掛けており、電気自動車(EV)シフトの動きにも対応している。ホンダと日産自動車<7201>の経営統合に向けた動きが明らかとなり、自動車周辺の関連メーカーにも物色の矛先が向いている。有配企業にもかかわらず、PERやPBRが極めて割安な水準に位置する銘柄は多く、業界再編の思惑が改めて強まったことで水準訂正余地がクローズアップされている。そのなか、同社の25年3月期は減益予想ながら、PERが4倍程度、PBRが0.5倍前後と超割安圏にあり、時価1000円未満は見直し必至とみた買いが流入している。
タウンズ<197A>=急伸。25日取引終了後、スイス製薬大手ロシュの診断薬事業部門の日本法人であるロシュ・ダイアグノスティックスとの間で取引基本契約に関する基本合意書を締結したと発表した。この契約はタウンズがロシュに自社製品を販売するにあたり、両社間の基本的な取引条件と権利義務を定めるもの。契約締結を目指し、今後協議・検討を進めていく。これが材料視されている。
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出所:MINKABU PRESS