【材料】ＭＧＰイングリディエンツが暫定決算受け大幅安　通期ガイダンスを下方修正＝米国株個別

（NY時間11:00）（日本時間00:00）
ＭＧＰイングリディエンツ<MGPI>　60.11（-21.46　-26.31%）

　アルコール飲料のＭＧＰイングリディエンツ<MGPI>が大幅安。前日引け後に７－９月期（第３四半期）の暫定決算を公表し、１株利益、売上高とも予想を大きく下回った。通期のガイダンス修正も発表し、売上高、１株利益、ＥＢＩＴＤＡとも下方修正している。

　ブラッチャーＣＥＯは声明で「ソフトアルコール蒸留酒カテゴリーの動向と業界全体のウイスキー在庫の増加により、われわれのブラウン・グッズ事業は予想以上の圧力を受けている。特に小規模なクラフト系顧客基盤への影響が大きくなっており、業界の逆風は少なくとも年内は続くと予想している」と述べた。

（７－９月・第３四半期の暫定決算）
・１株利益（調整後）：1.29ドル （予想：1.43ドル）
・売上高：1.62億ドル（予想：1.86億ドル）

（通期見通し）
・売上高：6.95～7.05億ドル（従来：7.42～7.56億ドル）（予想：7.55億ドル）
・１株利益（調整後）：5.55～5.65ドル（従来：6.12～6.23ドル）
・EBITDA（調整後）：1.96～2.00億ドル（従来：2.18～2.22億ドル）（予想：2.09億ドル）

【企業概要】
　高級蒸留酒・スピリッツ・食品原料の製造・販売を行う。ウイスキー・バーボン・ウォッカなどを取り扱うほか、食品や非食品用途に使用される工業用アルコールも製造する。また、機能・栄養食品用のタンパク質・デンプン食品素材も提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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