【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 中本パックス、Jフロント、ブランジスタ (8日大引け後 発表分)
中本パックス <日足> 「株探」多機能チャートより
10月8日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
中本パックス <7811> [東証S] ★上期経常は一転34%増益で上振れ着地
◆25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比34.0%増の16.2億円に拡大し、従来の10.2%減益予想から一転して増益で着地。IT・工業材関連のスマートフォン用途や半導体関連の受注が増加したうえ、下期に想定していた受注が前倒しになったことが要因。生活資材関連で利益率の高い自社商品の販売が好調に推移したことなども上振れにつながった。
通期計画の25億円に対する進捗率は65.0%に達しており、業績上振れが期待される。
Jフロント <3086> [東証P] ★上期最終が2.3倍増益で着地
◆25年2月期上期(3-8月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の290億円に急拡大して着地。インバウンド需要の拡大を追い風に、百貨店事業で高額品などの販売が好調だったほか、SC事業も2ケタ増収増益を達成した。
通期計画の365億円に対する進捗率は79.7%に達しており、業績上振れが期待される。
ブランジスタ <6176> [東証G] ★前期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆24年9月期の連結経常利益を従来予想の8億円→9億円に12.5%上方修正。増益率が33.1%増→49.8%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。プロモーション支援事業で「アクセルジャパン」の契約更新数が好調に推移したことに加え、業務効率化によってメディア事業とソリューション事業の利益率が向上したことが要因。
株探ニュース