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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:高値もち合いか

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを想定する。先週末の米国市場のダウ平均は462.30ドル高の41,175.08ドル、ナスダックは258.44pt高の17,877.79ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会議での講演で速やかな利下げ軌道を明らかにしたため利下げ期待を受けた買いが加速し、寄り付き後、上昇。不透明感の払拭で買い安心感が広がり終日堅調に推移し終盤にかけ相場は上げ幅を拡大した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを想定する。プライム市場では日経平均38000円超の水準は戻り売り圧力が強く、新興市場にも売りが波及する可能性がある。一方で、月初の急落時に買い残の解消が進んでいると思われ、底堅さが確認されれば、高値追いの可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt高の646ptで終えている。上値のメドは655pt、下値のメドは635ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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