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【市況】23日の米株式市場の概況、NYダウ462ドル高 パウエル議長発言が支援

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 23日の米株式市場では、NYダウが前日比462.30ドル高の4万1175.08ドルと反発し、過去最高値に接近した。ジャクソンホール会議において米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は講演で、金融政策について「調整する時が来ている」と発言した。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において利下げを行う考えを表明したとの受け止めから、米金利に低下圧力が掛かり、株式相場を支援した。

 ホーム・デポ<HD>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、キャタピラー<CAT>が上伸。ダウ<DOW>が堅調に推移し、カバ・グループ<CAVA>が大幅高となった。半面、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>とビザ<V>が冴えない展開だった。

 ナスダック総合株価指数は258.440ポイント高の1万7877.794と反発した。エヌビディア<NVDA>とテスラ<TSLA>が大きく水準を切り上げ、アルファベット<GOOG>やアップル<AAPL>がしっかり。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やテキサス・インスツルメンツ<TXN>、クアルコム<QCOM>が高く、ロク<ROKU>が急伸した。一方、マイクロン・テクノロジー<MU>が軟調。インテュイット<INTU>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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