【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:すららネット、タスキHDがストップ安
地域新聞社 <日足> 「株探」多機能チャートより
<2164> 地域新聞社 314 -44
続落。8月5日受付でエンジェル・トーチが財務省に大量保有報告の変更報告書を提出した。報告書によると、エンジェル・トーチの株式保有比率は36.12%から31.37%に減少した。保有株式は883,800株(うち潜在株287,600株)から714,600株(同118,400株)となった。報告義務発生日は7月29日となっている。
<6521> オキサイド 2028 -500
ストップ安。2日の取引終了後、第三者割当による行使価額修正条項付第8回新株予約権の発行を発表しており、売られている。割当日は19日で新株予約権数は22,000個、新株予約権の払込総額は23,078,000円としている。当初行使価額は2,804円、下限行使価額は1,683円、差引手取概算額として6,181,878,000円を調達し、研究開発費用、設備投資費用、借入金の返済資金等に充てる。
<3998> すららネット 364 -80
ストップ安。2日の取引終了後、24年12月期通期の業績予想を下方修正し、売られている。売上高は22.95億円から19.54億円(14.8%減)に、営業利益は3.24億円から1.60億円(50.6%減)に、それぞれ従来の見通しから引き下げた。連結子会社であるファンタムスティックの受託開発事業において、新規案件獲得目標を達成できなかったとしている。あわせて、のれんに係る特別損失を計上している。
<166A> タスキHD 512 -100
ストップ安。2日の取引終了後、24年9月期通期業績予想の上方修正を発表したが、地合いの悪さに押され売りが先行している。売上高を従来予想の440億円から471億円(7.0%増)へ、経常利益を40億円から45億円(12.5%増)へ上方修正した。最近の業績等の動向を踏まえつつ、オーラの連結子会社化による売上高や各段階利益への影響を織り込み、業績予想を修正したとしている。
<4447> PBシステムズ 478 -90
続落、年初来安値更新。2日の取引終了後、主力事業であるセキュアクラウドシステム事業の大型受注を発表したが、地合いの悪さで売りに押されている。受注金額は約11.76億円で、受注内容は特定の業界に特化した業務用ソフトウェアをインターネット経由で利用するSaaS用プライベートクラウド基盤に、約3万人の新たな利用者を収容するための追加構築となる。24年9月期から25年9月期にかけて売上計上予定だが、受注金額の大半は24年9月期第4四半期に売上計上の見込みとしている。
<3900> クラウドW 1019 +80
一時ストップ高。2日の取引終了後、24年9月期配当予想の修正を発表し、好材料視されている。期末配当なしから今期初配当18円に修正した。事業の順調な成長及び財政基盤の安定化を踏まえ、将来の成長のための投資実行をしながらも株主に利益還元できる企業体質が一定程度整ったと判断し、創業以来初の配当を実施するとしている。また、上場10周年記念株主優待を実施し、24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、保有期間に関係なく1万5000円分のQUOカードを贈呈する。
《ST》
提供:フィスコ