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菱地所 <日足> 「株探」多機能チャートより
三菱地所<
8802>や住友不動産<
8830>が後場に急伸。三井不動産<
8801>が朝安後に切り返し、東証の業種別指数で「不動産業」が上昇率上位に入っている。日銀はこの日まで開いた金融政策決定会合では、長期国債の買い入れ減額方針を決定した。7月の次回会合までに今後1~2年間の具体的な減額計画を決定するという。政策金利である無担保コールレート(オーバーナイト物)は0~0.1%程度で据え置いた。今回の会合で買い入れ減額のペースなど具体策が示されなかったことを受け、債券市場では需給面での安心感が広がり、債券先物は上げ幅を拡大。長期金利は低下しており、低金利メリットセクターである不動産株を物色する投資家の姿勢が強まったようだ。
出所:
MINKABU PRESS