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【特集】「自動車」が28位にランクイン、「型式指定」を巡る認証不正問題をネガティブ視<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動車」が28位にランクインしている。

 国土交通省は6月3日、5月末までに自動車メーカー計5社から、型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があったと発表した。認証不正があったのは、トヨタ自動車<7203>、マツダ<7261>、ヤマハ発動機<7272>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>の5社で、国土交通省はトヨタなどに対して立ち入り検査を実施した。

 今回の不正行為発覚は、ダイハツ工業などの不正事案を踏まえて、型式指定を取得している自動車メーカーなど85社に対して、国交省が型式指定申請における不正行為の有無などに関する調査・報告を指示したことで明らかになった。なかには、規定より難易度が高い検査を自主的に行った結果を反映させたものも含まれているとされるが、ルールはルールであり、株式市場ではこれをネガティブにとらえる見方が優勢となっている。

 問題発覚以降、完成車メーカーは冴えない動きとなっており、この日もトヨタ、ホンダのほか、日産自動車<7201>、いすゞ自動車<7202>、三菱自動車工業<7211>などが安い。

出所:MINKABU PRESS

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