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【市況】6日の米株式市場の概況、NYダウ3日続伸 雇用統計公表前で様子見ムードも

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 6日の米株式市場では、NYダウが前日比78.84ドル高の3万8886.17ドルと3日続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が引き続き相場の支援材料となったが、5月の米雇用統計の公表を控え、様子見姿勢も広がった。前日に大幅高となった半導体やハイテク株の一角に目先の利益を確定する目的の売りが出た。ポジション調整の売り圧力に押される形でNYダウは下げに転じる場面があったものの、下値を探る姿勢は限られた。

 ナイキ<NKE>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が買われ、ビザ<V>やメルク<MRK>がしっかり。ゲームストップ<GME>が急騰し、ヴィスタ・アウトドア<VSTO>が大幅高となった。半面、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やスリーエム<MMM>が冴えない展開。スプリンクラー<CXM>とドリアンLPG<LPG>が水準を大きく切り下げた。

 ナスダック総合株価指数は14.784ポイント安の1万7173.121と4日ぶりの小反落。エヌビディア<NVDA>が下落し、アップル<AAPL>とメタ・プラットフォームズ<META>が軟調推移。ハーツ・グローバル・ホールディングス<HTZ>が売られ、ファイブ・ビロウ<FIVE>が急落した。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>とテスラ<TSLA>が上伸。ルルレモン・アスレティカ<LULU>が高く、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>とヴァンダ・ファーマシューティカルズ<VNDA>が上値指向を強めた。

出所:MINKABU PRESS

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