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【材料】郵船が後場に持ち直す、1000億円上限の自社株買いと配当増額に反応

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>が後場に持ち直した。8日正午、24年3月期の連結決算発表にあわせ、取得総数3500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の7.6%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。加えて、前期の配当を10円増額修正したうえで、25年3月期の年間配当予想を前期比20円増配の160円とし、株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。

 自社株の取得期間は9日から25年4月30日。取得した全株式を同年5月30日に消却する予定。25年3月期は売上高が前期比4.1%減の2兆2900億円、最終利益が同7.2%増の2450億円となる見込み。想定為替レートは1ドル=145円とした。

出所:MINKABU PRESS

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