【特集】【今週読まれた記事】崩壊する株高シナリオ、模索する次の一手
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月13日から19日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
大荒れの1週間となりました。中東の地政学リスク増大を受けて安く始まった株式市場は、次に半導体製造装置大手ASML<ASML>の決算が市場予測に届かなかったことからハイテク株安となり、更に値を下げました。この時点で既に日経平均株価は3万8000円台のフシ目を割り込んでいましたが、週末にもう一段の急落が待ち受けていました。イスラエルは19日、イランの報復攻撃に対し更なる反撃を実施。混迷を深める中東情勢を嫌気し、日経平均は一時3万6700円台まで下落しました。大引けではかろうじて3万7000円台に戻したものの、今年最大の下げ幅を記録し前週末比2455円(6.2%)安の3万7068円と約2ヵ月前の水準まで後退しました。日足チャートは3月初旬と下旬の高値を頂点としたダブルトップを形成し、この流れを払拭するのは容易ではなくなった感があります。
株探では半導体株安から3万8000円割れとなった17日引け後「【緊急特集】日経平均3万8000円割れ、調整どこまで? カギ握る『軟着陸』シナリオ」を配信。様々な角度から現状を整理し、現役の市場関係者による分析を交えて解説しました。この記事は大きな反響を得てアクセスランキングトップ10入りとなりました。
更に19日には、三菱UFJアセットマネジメント チーフファンドマネジャーの石金淳氏に今後の展望を伺った緊急インタビューを配信。今回の急落を識者はどうみるのか、上記記事と併せてご覧ください。
【緊急インタビュー】日経平均1000円安、中東情勢緊迫化 今後の相場展望は?
米国の緩やかな景気鈍化と年複数回の利下げ――この株高シナリオに沿って年初から株価が押し上げられてきました。しかし、ここに来てシナリオに齟齬が生じています。早期利下げ観測が後退する米国の現状を「米国株はいまあたかも崖の上の狭い道を歩んでいるかのよう」と表現するのは人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─資源関連株の人気が続くか」の植木氏。先週末時点で「『天気晴朗なれど波高し』の状況はなお続いている」と、株価下落リスクに言及。更に失速するハイテク株に代わる注目銘柄を複数挙げ、多くの方に読まれランキング上位入りとなりました。
相場コラムは今週も大人気です。「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 投資妙味大の『インド関連株』、躍進続く新興国の雄」の北浜氏は、新たな投資先として「インド」を紹介し、6位にランクインしたほか、すべての記事が上位入りとなっています。<相場観特集>ではベテランの市場関係者2氏に今後の見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─"春の嵐"は収束、反騰態勢が整う!
武者陵司「米国利下げ遅延、FRBはリステイクを抑制へ」
富田隆弥の【CHART CLUB】 「乱高下しやすい時期、日足の流れを重視」
桂畑誠治氏【中東リスク再燃、日米株急落でここからの展望は】(1) <相場観特集>
大谷正之氏【中東リスク再燃、日米株急落でここからの展望は】(2) <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位は「日米の国策始動で逆襲高の前夜『サイバー防衛・最強6銘柄リスト』 <株探トップ特集>」。人工知能(AI)やIoTを駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)が日々進化を遂げ生活を豊かにする半面、その裏側に潜むリスクもまた増大の一途を辿っています。記事では政府が対策を強化し「国策化」するサイバーセキュリティ関連の銘柄から、中長期的に株価の上昇余地が大きい有望銘柄を6銘柄厳選して紹介。見事ランキング首位に輝きました。
投資テーマ関連では、東洋証券アナリストの安田秀樹氏が「ゲーム業界」にフォーカスして銘柄を探った「安田秀樹【2024年ゲーム業界投資の展望─任天堂の投資妙味は?】 <独立系アナリストの“無忖度”銘柄診断>」が注目を集め、上位ランキング入り。安田氏のコラムは今後、月1回の連載を予定しております。ご期待ください。
また、先週配信し圧倒的人気となった「半導体沸騰相場の号砲鳴る! 天空を翔ける『ラピダス関連5銘柄』 <株探トップ特集>」は2週連続のランキング入りとなりました。そのほか以下の記事もよく読まれています。
ニッポン全国半導体祭り、春爛漫の“津々浦々”株高ハンティング <株探トップ特集>
影響力絶大で実力再評価、「Vチューバー」関連で浮上する妙味株7選 <株探トップ特集>
YOASOBIに輪島塗、「クールジャパン」関連銘柄は確変モードへ <株探トップ特集>
物価高が家計直撃、好況に沸く「ディスカウントストア関連」に熱視線 <株探トップ特集>
銘柄スクリーニング記事では、24年3月期の本決算発表を前に、4-12月期(第3四半期累計)の業績が好調で“上方修正”する可能性の高い銘柄を追った「好業績続く“中小型株”、24年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」がトップ10入り。週半ばの木曜日に配信した「好業績続く“中小型株”、24年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」もスピードランクインする人気となりました。先週配信した「高成長【始動】候補リスト 37社選出 <成長株特集>」も2週連続のランキング入りを果たしています。
<割安株特集>では高配当利回りリストがランキング上位の常連に。「10万円以下で買える」シリーズも多くの方に読まれています。
4月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 4月17日版
10万円以下で買える、増益&低PER 20社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、増益&低PER 16社【スタンダード】編 <割安株特集>
今週の株探プレミアム専用コラムは「調査!24年の日本株戦略」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」シリーズを3本配信しました。今回登場するのは“テーマ投資”を武器に念願の億り人へと到達した兼業投資家の“Scot K(ハンドルネーム)”さんです。初回となる「このテーマは本物と、フルレバ&集中投資で+5000万円」では、リース事業を手がけるFPG <7148> [東証P]の一点買いで5000万円以上のリターンを獲得した渾身のトレードに注目し、同社株の成長を確信した要因とテーマ投資の目利き力を養う方法について紹介します。
Scot Kさん編の第2回「1200万円よりも200万円のヤラレに大反省、そこから学んだ勝利の法則」では、失意の底から飛躍のきっかけを掴んだエピソードに注目。コロナ禍での2度の失敗を冷静に分析し、判断ミスや想定外の暴落に備えて改良した銘柄選別の方法に加え、トレード時の工夫やテーマ投資をするうえで心がけているポイントなどが語られます。
最終回となる「グロース&一点集中型を高配当&分散型に転換も、主軸は『強いテーマ』」では、“運用資産1億円”を突破して新たなステージに入ったScot Kさんが取り組む“高配当&分散型”投資についてフォーカス。「新NISA」と「企業価値の向上」という2大テーマを柱に、攻めと守りのバランスを意識したポートフォリオの中身を解説します。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月12日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月15日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月16日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月17日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月18日発表分)
★本日の【サプライズ決算】速報 (04月15日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (04月16日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (04月17日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (04月18日)
★本日の【サプライズ決算】速報 (04月19日)
株探ニュース