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【市況】米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け調整の売りも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時30分現在)

S&P500先物      5,305.25(+2.75)
ナスダック100先物  18,574.50(+12.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


21日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いとなりナスダックとS&Pは最高値を更新、ダウも269ドル高の39781ドルと4日連続で上値を切り上げ、高値を塗り替えた。連邦公開市場委員会(FOMC)で今後も引き締め的な政策が続くとの過度な警戒感は弱まり、序盤から買いが先行。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数など経済指標は想定よりも強く、長期金利をにらみつつ幅広い買いが相場を押し上げた。


本日は伸び悩みか。重要イベント通過で金融政策の不透明感が払拭されたほか、先行き引き締め的な政策は回避されるとの安心感が広がりやすい。今晩は手がかりが乏しいなか、金利高が抑えられれば買い継続の見通し。前日の決算発表でコスト削減により収益を確保したフェデックスが注目される。ただ、主要指数は連日最高値を更新したことから、週末に向けて主力株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが強まる可能性があろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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