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【材料】網屋---23年12月期は売上高35.59億円、新たにリリースしたサービスが各々好調を維持

網屋 <日足> 「株探」多機能チャートより

網屋<4258>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が35.59億円、営業利益が3.63億円、経常利益が4.25億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.25億円となった。2023年12月期より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率については記載していない。

データセキュリティ事業の売上高は12.91億円、セグメント利益は5.75億円となった。主力製品であるログ分析プラットフォーム「ALog」が、円安によって価格が高騰した海外製品と比べて安価で買いやすくなり、サイバーセキュリティ強化の政策後押しもあって、順調にパイプラインを進捗させることができた。同じく、当年度より新事業として提供を開始した「サイバー攻撃監視代行サービス」についてもサブスクの継続契約が増加した。

ネットワークセキュリティ事業の売上高は22.68億円、セグメント利益は5.32億円となった。IT人材の慢性的な不足を背景に、人手を介さずにクラウドで企業ネットワークを構築できる「Network All Cloud」サービスが好調で、CAGR20%超える販売となった。従来は、全国に多くの拠点・店舗をもつ外食・小売り系の事業者様への販売が主でしたが、フリーアドレス化を促進する都心オフィスにもニーズが拡大した影響で、顧客数は4,800社を超えた。

2024年12月期通期の連結業績予想について、売上高は前期比26.4%増の45.00億円、営業利益は同15.4%増の4.19億円、経常利益は同6.1%減の3.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.2%減の2.79億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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