INPEX <日足> 「株探」多機能チャートより
INPEX<
1605>や石油資源開発<
1662>など全体相場に逆行して軟調な値動きとなっている。10月下旬以降、原油市況の軟化が続いているが、前日のWTI原油先物価格は2ドル71セント安と急落、1バレル=68ドル61セントまで水準を切り下げた。停滞する中国経済などをはじめ世界景気減速が意識されるなか、今年5月末以来約6か月半ぶりの低い水準に下がっており、これを背景に前日の米国株市場ではシェブロン<
CVX>やエクソンモービル<
XOM>などエネルギー関連株が売られた。これを引き継いで、東京市場でも原油市況の動向と株価連動性の高いINPEXや石油資源は下値を探る動きを強いられている。
出所:
MINKABU PRESS