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【市況】東京株式(前引け)=前日比552円安、円高警戒し下値探る展開

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前日比552円98銭安の3万2305円33銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億9790万株、売買代金概算は2兆7239億円。値上がり銘柄数は268、値下がり銘柄数は1364、変わらずは26銘柄だった。

 日経平均株価は大幅続落。日銀の金融政策修正に絡む思惑で、急激な円高が進行したことを嫌気する売りが優勢となった。為替相場は、前日のニューヨーク市場で一時1ドル=141円台への円高が進行。この円高進行を警戒して、日経平均株価は値を下げてスタートした。為替相場は朝方に144円台まで値を戻していたが、午前10時頃に再び142円台後半に円高が進行。これを受け、ハイテク株や自動車株などが売られ日経平均株価の下げ幅は500円を超えた。一方、銀行株や空運株はしっかり。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>が安く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が下落。日本製鉄<5401>や三菱重工業<7011>も値を下げた。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、ニトリホールディングス<9843>や日本航空<9201>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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