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【市況】東京株式(前引け)=急反発、先物主導で3万3000円台回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 6日前引けの日経平均株価は前営業日比563円44銭高の3万3339円26銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億5393万株、売買代金概算は1兆7235億円。値上がり銘柄数は1463、対して値下がり銘柄数は162、変わらずは35銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方買い優勢で始まった後、日経平均は急速に上値指向を強めフシ目の3万3000円台を大きく回復した。今週末のメジャーSQ算出を控え、先物主導の上昇で前場は560円あまり水準を切り上げ、ほぼ高値引けとなっている。米長期金利の低下に加え、国内でも新発10年債利回りが0.630%まで低下しており、ハイテク株を中心に株式市場に追い風材料となった。プライム市場全体の88%の銘柄が上昇する全面高商状となった。

 個別では売買代金断トツのレーザーテック<6920>が大幅高に買われ、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の上昇が目立つ。トヨタ自動車<7203>も商いを伴い高い。三菱商事<8058>も値を上げた。TOPPANホールディングス<7911>が値上がり率トップとなり、さくらインターネット<3778>も大幅高。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が冴えず、ゼンショーホールディングス<7550>が値を下げた。トモニホールディングス<8600>が急落、NSユナイテッド海運<9110>も利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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