【特集】「外食」が13位、主要企業の好決算相次ぐ<注目テーマ>
JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 半導体
2 円高メリット
3 半導体製造装置
4 人工知能
5 親子上場
6 JPX日経400
7 地方銀行
8 TOPIXコア30
9 自動車部材・部品
10 水素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が13位となっている。
外食関連の主要企業で好決算が相次いでいる。最大手ゼンショーホールディングス<7550>が10日に発表した4~9月期営業利益は前年同期比3.1倍だったほか、同日発表のすかいらーくホールディングス<3197>は1~9月期営業黒字に転換、14日発表のトリドールホールディングス<3397>は4~9月期営業23%増益となった。8月期決算のサイゼリヤ<7581>は10月に業績発表を行い、前期に営業17倍増益となり、今期も8割増益と急拡大する見通しを示した。
コロナ禍からの経済再開の流れが外食業界に強力な追い風をもたらしたことが鮮明となった。原材料やエネルギー価格の上昇による影響が懸念されたが、増収で吸収した格好だ。足もとの好業績を踏まえ、ゼンショHDとトリドールは通期上方修正を発表している。経済再開に加え、急回復するインバウンド需要が中長期で業績にプラス寄与することが期待され、外食関連株からは今後も目が離せない。
前述の銘柄に加え、吉野家ホールディングス<9861>やクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>、ハイデイ日高<7611>、居酒屋のコロワイド<7616>や鳥貴族ホールディングス<3193>などがある。すしチェーンのFOOD & LIFE COMPANIES<3563>、くら寿司<2695>もマークしたい。
出所:MINKABU PRESS