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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ベネッセHD、レオン、住友ゴ

ベネッセHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■ベネッセHD <9783>  2,348円  +440 円 (+23.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ベネッセホールディングス<9783>がカイ気配。前週末10日の取引終了後、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、ブルーム1(東京都港区)がベネッセHDに対し、非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格は1株2600円で、株価はこれにサヤ寄せする展開となっている。買付予定数の下限は4781万8900株で、上限は設定しない。2024年2月上旬ごろをめどにTOBを開始する方針。TOB成立後は所定の手続きを経て、ベネッセHDは上場廃止となる見込み。加えて、ベネッセHDはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は10日、同社を監理銘柄(確認中)に指定した。

■IJTT <7315>  818円  +118 円 (+16.9%)  11:30現在
 IJTT<7315>が大幅高で3日続伸し、年初来高値を連日で更新した。前週末10日の取引終了後、スパークス・グループ<8739>が手掛ける日本モノづくり未来ファンド傘下のARTS─1がIJTTに対し、非公開化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買付価格は1株812円。IJTTの株価はこれにサヤ寄せした。買付予定数の下限は1101万3772株で、上限は設定しない。買付期間は11月13日から12月25日。TOB成立後、所定の手続きを経て、IJTTは上場廃止となる見込み。IJTTはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は10日、IJTTを監理銘柄(確認中)に指定した。

■レオン自動機 <6272>  1,555円  +193 円 (+14.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 レオン自動機<6272>が3連騰している。前週末10日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を348億円から370億1000万円(前期比4.9%増)へ、営業利益を34億5000万円から45億8000万円(同52.3%増)へ、純利益を27億円から36億円(同31.5%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間15円・期末16円の年31円から中間・期末各20円の年40円へ引き上げたことが好感されている。上期において、国内と米国の機械販売や米国での食品販売が好調に推移したことに加えて、円安が想定以上に進行したことや、販売価格の見直し、荷造運搬費などの減少による原価率・販売管理費率の低下などが寄与する。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高181億7700万円(前年同期比4.8%増)、営業利益22億7900万円(同2.7倍)、純利益18億8000万円(同2.3倍)だった。

■住友ゴム工業 <5110>  1,800円  +216.5 円 (+13.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 住友ゴム工業<5110>が寄り付きカイ気配スタートで株価を急上昇させている。9月20日につけた年初来高値1721円を視界に入れる展開となっている。前週末10日取引終了後に期中3度目となる23年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の410億円から460億円(前期比3.1倍)に増額した。半導体不足解消による自動車生産の回復が追い風となっており、為替のドル高・円安も利益採算の向上に結び付いている。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の40円に5円上乗せした45円(前期実績は35円)とすることも併せて発表、これが株価を強く刺激する格好となった。

■メック <4971>  4,110円  +445 円 (+12.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 10日に決算を発表。「今期経常を32%上方修正」が好感された。
 メック <4971> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比45.4%減の18.7億円に落ち込んだ。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の19億円→25億円(前期は42.4億円)に31.6%上方修正し、減益率が55.3%減→41.1%減に縮小する見通しとなった。
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■Lドリンク <2585>  3,995円  +430 円 (+12.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 10日に決算を発表。「今期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額」が好感された。
 ライフドリンク カンパニー <2585> [東証P] が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比71.4%増の28.6億円に拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→35円(前期は28円)に増額修正した。
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■オイシックス・ラ・大地 <3182>  1,419円  +150 円 (+11.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 10日に決算を発表。「上期経常が66%増益で着地・7-9月期も2.3倍増益」が好感された。
 オイシックス・ラ・大地 <3182> [東証P] が11月10日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比66.4%増の23.3億円に拡大した。
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■テラプローブ <6627>  4,945円  +495 円 (+11.1%) 一時ストップ高   11:30現在
 テラプローブ<6627>が急動意、一時700円高はストップ高となる5150円まで駆け上がる場面があった。半導体検査の受託事業を展開、台湾の半導体メーカー力成科技が5割弱の株式を保有する筆頭株主で、海外需要の取り込みでも優位性を持つ。株価は年初から13週移動平均線をサポートラインとする右肩上がりの揺るぎない上昇トレンドを形成してきたが、きょうは10月18日につけた上場来高値5120円を約1カ月ぶりに払拭し青空圏に突入した。前週末10日取引終了後に23年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は67億3000万円から70億円(前期比2%増)に増額し、減益見通しが一転して増益に変わった。車載用や5G基地局向けロジック製品の受託が増勢となり、これに為替のドル高・円安効果も加わった。この業績の上方修正が投資資金攻勢の手掛かりとなった形だ。

■スズケン <9987>  4,918円  +441 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 10日に決算を発表。「今期経常を40%上方修正」が好感された。
 スズケン <9987> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.9%増の181億円に伸び、従来の49.2%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の199億円→279億円(前期は363億円)に40.2%上方修正し、減益率が45.3%減→23.3%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒スズケンの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「7.24%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の7.24%にあたる600万株(金額で250億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から24年3月8日まで。今回取得した自己株式を含め、譲渡制限付株式報酬(RS)等への充当を見込む10万株を除いた全数を24年3月29日付で消却する。

■七十七銀行 <8341>  3,635円  +320 円 (+9.7%)  11:30現在
 七十七銀行<8341>が続急騰し、年初来高値を更新した。前週末10日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。純利益予想を255億円から270億円(前期比7.7%増)に見直し、過去最高益予想を上乗せする形で上方修正した。株主還元方針の見直しや31年3月期純利益目標の引き上げも公表しており、これらを評価した買いを集めた。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加を背景に、4~9月期の純利益は前年同期比36.4%増の176億9200万円となった。9月中間期の実績を踏まえ、通期の業績予想を見直した。また、年間配当予想は5円増額し110円(前期比20円増配)とした。31年3月期の純利益目標は450億円(従来は280億円)に引き上げ、新たにROE(自己資本利益率)を7%以上とする目標も掲げた。更に、累進的配当により配当性向を26年3月期までに35%以上に引き上げるとともに、機動的な自社株買いを行うとする新たな株主還元方針を示した。

■三井金属 <5706>  4,178円  +367 円 (+9.6%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「今期経常を65%上方修正」が好感された。
 三井金属 <5706> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.4%減の168億円に大きく落ち込んだ。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の200億円→330億円(前期は198億円)に65.0%上方修正し、増益率が0.6%増→65.9%増に拡大する見通しとなった。
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■ニチリン <5184>  3,330円  +290 円 (+9.5%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「今期経常を一転18%増益に上方修正・6期ぶり最高益、配当も38円増額」が好感された。
 ニチリン <5184> [東証S] が11月10日大引け後(15:05)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比27.4%増の79.7億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の104円→142円(前期は90円)に大幅増額修正した。
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■日本電子 <6951>  5,632円  +489 円 (+9.5%)  11:30現在
 日本電子<6951>が大幅高で4連騰となり、年初来高値を更新した。前週末10日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しは155億円から180億円(前期比1.0%増)に引き上げた。減益予想から一転、過去最高益を見込む。年間配当予想は8円増額して74円(同8円増配)としており、これらを評価した買いが集まったようだ。今期の売上高の見通しは1670億円から1720億円(同5.7%増)に見直した。為替相場が想定よりも円安で推移していることを業績予想に織り込んだ。

■帝国電機製作所 <6333>  2,728円  +229 円 (+9.2%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「上期経常が8%増益で着地・7-9月期も7%増益」が好感された。
 帝国電機製作所 <6333> [東証P] が11月10日大引け後(17:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.0%増の29.9億円に伸び、通期計画の46.8億円に対する進捗率は64.0%に達し、5年平均の48.2%も上回った。
  ⇒⇒帝国電機製作所の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「4.4%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の4.4%にあたる80万株(金額で16億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から24年3月31日まで。

■日本精機 <7287>  1,231円  +102 円 (+9.0%)  11:30現在
 日本精機<7287>がカイ気配スタート。前週末10日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しを18億円から26億円(前期比99.1%増)に引き上げた。取得総数175万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.90%)、取得総額15億円を上限とする自社株買いと、新たな中期経営計画も公表しており、材料視されたようだ。今期の売上収益予想は2810億円から3000億円(前期比8.8%増)に見直した。円安効果が出るほか、一部地域で想定よりも受注が増加し、収益を押し上げる。自社株の取得期間は11月13日から2024年5月31日とする。新たな中期経営計画では、27年3月期の売上収益を3300億円、営業利益を165億円(24年3月期は64億円の見通し)に伸ばす目標を掲げた。25年3月期から27年3月期の総還元性向は80%、株主還元額は約200億円から250億円を見込む。

■日住サービス <8854>  1,683円  +300 円 (+21.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 日住サービス<8854>がストップ高の水準となる前営業日比300円高の1683円でカイ気配となっている。前週末10日の取引終了後、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、同社社長の中村友彦氏が代表取締役を務めるK.I.T(兵庫県西宮市)が非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格は1株2270円。日住の株価はこれにサヤ寄せする格好となった。買付予定数の下限は60万500株で、上限は設定しない。買付期間は11月13日から12月25日。TOB成立後は所定の手続きを経て、上場廃止となる見込み。日住はTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は10日、同社を監理銘柄(確認中)に指定した。

■Welby <4438>  452円  +80 円 (+21.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 Welby<4438>はストップ高の452円水準でカイ気配となっている。前週末10日の取引終了後、スズケン<9987>との資本・業務提携契約の策定を行うと発表しており、好材料視されている。両社は、19年11月に業務提携契約を締結し、Welbyの「Welby マイカルテ」の医療機関への普及や、スズケンが展開する「コラボポータル」との連携などに取り組んできたが、今回業務提携契約を更新することで基本合意し、医療機関への普及推進施策の策定や双方が保有するデジタル商材の連携による製薬企業向け新規サービス構築の検討、双方が保有する顧客管理IDの連携・統合管理の検討などを行うとしている。また、スズケンはWelby株式を新たに130万株(発行済み株数の16.61%)を取得する予定で、これによりスズケンの保有株数は165万7900株(発行済み株数の21.18%)となり、Welbyの第2位株主となる予定だ。

■ユニバンス <7254>  477円  +80 円 (+20.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ユニバンス<7254>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の477円でカイ気配となった。前週末10日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高予想を460億円から500億円(前期比2.9%増)、最終利益予想を9億円から17億円(同2.2倍)に上方修正した。年間配当予想は3円増額して10円(同3円増配)に見直した。これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。上期(4~9月)は顧客販売が想定を大幅に上回り、円安効果も出た。製品保証引当金に関して顧客との負担金額の按分割合変更に伴い、2億9000万円の戻し入れが発生したことも寄与した。下期の顧客への販売と為替は上期並みに推移するとみて、業績予想を見直した。

■ミナトホールディングス <6862>  922円  +150 円 (+19.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ミナトホールディングス<6862>に物色人気集中。産業用メモリーモジュールを主力事業に、デジタルプログラマや、システムソリューション、Webサイト関連など幅広いテリトリーに展開、M&A戦略なども駆使して業容拡大に積極的だ。足もとの業績も会社側想定を上回る好調で、ROM書き込みやデジタル関連機器の値上げ効果などが収益押し上げ効果をもたらしている。前週末10日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の9億円から11億7000万円(前期比44%増)に増額した。これを材料視する買いを呼び込んでいる。

●ストップ高銘柄
 ジャパンエン <6016>  6,110円  +1,000 円 (+19.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 東邦亜鉛 <5707>  1,170円  -400 円 (-25.5%) ストップ安売り気配   11:30現在
 GCジョイコ <6249>  2,420円  -700 円 (-22.4%) ストップ安売り気配   11:30現在
 Chatwork <4448>  674円  -150 円 (-18.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
 ULSグループ <3798>  3,830円  -700 円 (-15.5%) ストップ安   11:30現在
 ギークス <7060>  548円  -100 円 (-15.4%) ストップ安   11:30現在
 以上、5銘柄

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