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【材料】エスプール---3Q減収なるも、ビジネスソリューション事業は売上高・利益ともに増加

エスプール <日足> 「株探」多機能チャートより

エスプール<2471>は4日、2023年11月期第3四半期(22年12月-23年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%減の193.52億円、営業利益が同9.6%減の20.56億円、経常利益が同7.0%減の21.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.1%減の13.85億円となった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比25.4%増の90.82億円、営業利益は同12.3%増の23.04億円となった。障がい者雇用支援サービスについては、営業活動は全体的に好調だったものの、受注が関東の農園に集中した結果、同地域での供給が当第3四半期では追い付かず、設備販売は計画を若干下回ることとなった。ロジスティクスアウトソーシングサービスにおいては、7月に千葉県流山市にセンターを新設したが、立ち上げに伴う一時費用が発生したほか、安定稼働のため人員を手厚くしたことにより、当第3四半期は一時的に営業損失が発生した。採用支援サービスについては、サービス関連などを中心に人手不足感が広範な業種で継続しており、同サービスも回復基調が続いた。広域行政BPOサービスにおいては、第2四半期に開設したBPOセンターの稼働率が向上したことなどにより、売上は順調な伸びとなった。環境経営支援サービスについては、CDPの回答支援業務の受注が好調に推移したことで大幅な増収増益となり、当第3四半期で通期計画にほぼ到達することができた。

人材ソリューション事業の売上高は同19.7%減の103.31億円、営業利益は同24.9%減の9.92億円となった。主力のコールセンター業務においては、新型コロナウイルス感染症に関連したスポット案件の終了が想定よりも早いペースで進んだ。大型案件の終了は今回でほぼ一巡し、わずかながら需要回復の兆しは見えてきているものの、当第3四半期の売上はさらに落ち込むこととなった。販売支援業務については、通信キャリア関連の派遣ニーズの回復が依然として遅れているため、人手不足が深刻となっているインバウンド関連の営業に注力した。その結果、ホテルや空港関連の案件の獲得が進んだが、当第3四半期における売上寄与は限定的となった。

2023年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の282.88億円、営業利益が同17.1%増の36.20億円、経常利益が同15.3%増の35.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.2%増の24.27億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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