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【市況】株価指数先物【昼】 ショートカバーから25日、75日線を突破


 日経225先物は11時30分時点、前日比140円高の3万2410円(+0.43%)前後で推移。寄り付きは3万2340円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2265円)を上回り、買いが先行して始まった。その後は軟化し一時3万2180円まで売られる場面も見られた。ただし、ショートの動きは限られ、中盤にかけて再び上昇に転じると、25日、75日移動平均線水準での攻防を経て、終盤にかけて3万2450円まで買われた。

 日経225先物は買い一巡後にショートを仕掛けてくる動きが見られたものの下値は限られ、その後のリバウンドにより、ショートカバーの動きが強まった。25日、75日線を上回ってきたことから、後場は両線での攻防になりそうだ。短期的には達成感が意識されてくる可能性があるものの、底堅さがみられるようだと、ショートカバーを誘う流れになりそうだ。一方で、上値の重さがみられてくるようだと、抵抗線として意識されやすく、次第にロングを外す動きに向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.71倍に上昇した。朝方は13.66倍に低下する場面も見られたが、アドバンテスト <6857> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、第一三共 <4568> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]が日経平均型をけん引するなか、NTショートを巻き戻す動きが若干入っているようだ。

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