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【市況】株価指数先物【昼】 25日線を意識したショートの動きが強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比460円安の3万2430円(-1.39%)前後で推移。寄り付きは3万2680円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2795円)を下回り、オーバーシュート気味に下落して始まった。売り一巡後は3万2650円~3万2700円辺りで下げ渋る場面も見られた。しかし、中盤にかけて保ち合いレンジを下放れると、終盤にかけてショートの動きが強まり、3万2420円まで下落幅を広げた。

 日経225先物は売り一巡後に下げ渋る動きが見られたものの、リバウンド狙いの動きは限られ、反対に75日移動平均線水準まで売られた。ランチタイムでは3万2370円まで下げ幅を広げており、3万2290円辺りで推移している25日線が意識されてきそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、リバウンド狙いのロングは慎重になりやすい。一方で、戻りの鈍さが意識される局面ではショートに向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.71倍に低下した。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米国市場の下落を受けて、前日のリバランスに対する持ち高調整に向かわせており、NTショートに振れやすい需給状況となった。

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