【材料】アクシスコンサルティング---23年6月期通期の決算を発表。売上高は前期比23.6%増、営業利益は同34.5%増

アクシスコンサルティング<9344>は14日、2023年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比23.6%増の43.42億円、営業利益が同34.5%増の6.73億円、経常利益が同30.6%増の6.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.9%増の4.18億円となった。

人材紹介について、売上高は29.18億円（前期比24.7％増）となった。コンサルティングファームの採用需要が高い水準で継続するなか、戦略的なアカウントマネジメントにより、採用意欲が旺盛なクライアントに注力して入社決定人数を伸ばすとともに、採用難易度が高く且つ高年収のコンサルティングファームのマネージャー以上の案件が好調に推移した。

スキルシェアについて、売上高は14.24億円（前期比21.4％増）となった。「フリーコンサルBiz」が需要の高いコンサルティングファーム向けの案件を中心に稼働人数を伸ばしつつ、利益構造の改善を図り比較的稼働率の高い案件への移行を進めた。また、2022年7月にサービスを開始した「コンパスシェア」は、業績貢献には至らないものの、サービスメニュー等の充実に努め、想定を上回る企業及びコンサルタントの登録を獲得した。

2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.0%増の51.23億円、営業利益が同20.0%増の8.08億円、経常利益が同25.2%増の8.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.5%増の4.87億円を見込んでいる。

《SI》

　提供：フィスコ