【材料】コーチエィが大幅続落、第1四半期は実質76%営業減益
コーチエィ <日足> 「株探」多機能チャートより
景気後退懸念の影響を受けて顧客の発注意思決定に一時的な遅れが生じ、受注高は前年同期に比べて減少した一方、システミック・コーチングによる組織開発ビジネスやコーチング人材育成ビジネスが堅調に推移し売上高は実質0.6%増と増収で着地した。ただ、採用活動強化による採用費用の増加や従業員数の増加による人件費の増加、上場維持コストの増加などが利益を圧迫した。
なお23年12月期通期業績予想は、第2四半期以降の受注高増加に伴い、売上高39億3800万円(前期比9.4%増)、営業利益5億6000万円(同18.4%増)、純利益3億7600万円(同10.0%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS