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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、小売売上高やGDPの発表に注目


■弱含み、米利上げ長期化の影響で受ける

今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)の2月理事会議事要旨で金利据え置きを検討しなかったことが明らかになり、豪ドル買いが一時強まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測の高まりから、世界的に株安が広がり、豪ドル売り・米ドル買いが強まり、この影響で豪ドルは対円で伸び悩んだ。取引レンジ:91円35銭-93円01銭。

■底堅い展開か、小売売上高やGDPの発表に注目

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の2月理事会議事要旨で、0.50ptか0.25ptの利上げが検討され、前回みられた金利据え置きは検討されなかったことが判明しており、今後数カ月の利上げ方針は維持されるとの見方が豪ドルの下支えとなる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2月28日:10-12月期経常収支(7-9月期:-23億豪ドル)
・2月28日:1月小売売上高(12月:前月比-3.9%)
・3月1日:10-12月期国内総生産(GDP)(7-9月期:前年比+5.9%)

予想レンジ:90円50銭-93円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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