【材料】エイビスが決算受け上昇 車両の減価償却費の減少が追い風との指摘も=米国株個別
レンタカーのエイビス・バジェット<CAR>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を大きく上回った。法人とレジャーの両方の旅行需要が維持されていることが示された。
同社のフェラーロCEOは声明で「第4四半期の需要は法人部門が2019年の水準を大きく上回り、レジャー部門は特に休暇期間中に好調を維持した。こうした傾向は第1四半期も続いている」と述べた。
アナリストは車両の減価償却費の減少が追い風と指摘。「同社の予想を上回る1株利益は米州での1日当たり収益(RPD)による。RPDは2019年の水準から依然として上昇。一方で減価償却費は2019年水準よりも約33%少なく、事前のガイダンスよりもかなり少なかった」と述べている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):10.46ドル(予想:6.45ドル)
・売上高:27.7億ドル(予想:26.6億ドル)
米国:22.0億ドル(予想:21.1億ドル)
海外:5.67億ドル(予想:5.59億ドル)
・EBITDA(調整後):6.58億ドル(予想:4.61億ドル)
・レンタル日数:3991万日(3860万日)
(NY時間10:15)
エイビス・バジェット<CAR> 239.82(+19.32 +8.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のフェラーロCEOは声明で「第4四半期の需要は法人部門が2019年の水準を大きく上回り、レジャー部門は特に休暇期間中に好調を維持した。こうした傾向は第1四半期も続いている」と述べた。
アナリストは車両の減価償却費の減少が追い風と指摘。「同社の予想を上回る1株利益は米州での1日当たり収益(RPD)による。RPDは2019年の水準から依然として上昇。一方で減価償却費は2019年水準よりも約33%少なく、事前のガイダンスよりもかなり少なかった」と述べている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):10.46ドル(予想:6.45ドル)
・売上高:27.7億ドル(予想:26.6億ドル)
米国:22.0億ドル(予想:21.1億ドル)
海外:5.67億ドル(予想:5.59億ドル)
・EBITDA(調整後):6.58億ドル(予想:4.61億ドル)
・レンタル日数:3991万日(3860万日)
(NY時間10:15)
エイビス・バジェット<CAR> 239.82(+19.32 +8.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美