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【材料】パランティアが決算受け上昇 初の黒字を計上=米国株個別

 情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ただ、GAAP基準での1株利益が赤字予想に反して初の黒字を計上したことが好感されている模様。

 政府向けの売上高が予想を上回ったこと、および株式報酬関連費用が減少したことが貢献した。ガイダンスでは予想を下回る売上高見通しを示したものの、通期の営業損益は黒字を見込んでいる。

 カープCEOは「一つのしきい値を超えた。これはわれわれの次の章の始まりで、今年度は会社始まって以来の黒字決算となる見込みだ」と述べている。

 アナリストは、予想よりも2年早く黒字を計上しているが、成長にはいくつかの懸念が残っており、特に強い数字ではないと述べた。企業のIT予算が減少している傾向を考えると、同社の法人向けビジネスは特に脆弱であると付け加えた。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.03ドル)
・1株損益(GAAP):0.01ドル(予想:-0.03ドル)
・売上高:5.09億ドル(予想:5.05億ドル)
・営業損益(調整後):-1780万ドル
・EBITDA(調整後):1.22億ドル(予想:0.86億ドル)

(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:5.03~5.07億ドル(予想:5.22億ドル)
・営業損益(調整後):0.91~0.95億ドルの黒字

(通期見通し)
・売上高:21.8~22.3億ドル(予想:22.8億ドル)
・営業損益(調整後):4.81~5.31億ドルの黒字

(NY時間09:39)
パランティア<PLTR> 8.32(+0.71 +9.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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