【市況】東京株式(前引け)=反落、米株安受け軟調も個別株物色意欲は旺盛
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は朝方から軟調な地合いとなった。前週末の米国株市場でFRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が再び強まり、NYダウが300ドルあまりの下げをみせたことで、足もと買い手控えムードとなっている。今週は13~14日の日程でFOMCが開催されることから、これを前に積極的な買いが入りにくい。そうしたなかも個別株物色意欲は旺盛。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している状態だが、わずかに値上がりが多くなっている。
個別では大商いのレーザーテック<6920>が1100円を超える大幅安、東京エレクトロン<8035>も軟調。ファーストリテイリング<9983>が売りに押され、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も安い。トビラシステムズ<4441>が急落、鳥貴族ホールディングス<3193>も大幅安となった。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が物色人気、資生堂<4911>も上昇した。日本駐車場開発<2353>が急騰、gumi<3903>も値を飛ばした。コーセル<6905>、東京計器<7721>も大幅高。
出所:MINKABU PRESS