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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月12日記)


 日経平均株価は、前週末のNYダウが下げた流れを映して、本日の寄り付き値が下放れて始まる公算です。

 寄り付き値の下放れにより、2万8000円以上での上値の重さを再確認することから、寄り付き後の価格は下値を試す動きになると考えられます。

 明日以降、上値を試す流れになる可能性を残すなら、本日は9日の安値2万7633円を維持して、下値堅く推移すると考えられます。

 本日の下げをきっかけにして、目先、下降が勢いづくなら、本日は8日の安値2万7415円以下を目指す動きになる公算です。

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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