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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 想定内の一服、2万7750円~2万8000円のレンジ推移を想定しつつ、押し目狙いのスタンス


 日経225先物は11時30分時点、前日比90円安の2万7800円(-0.32%)前後で推移。寄り付きは2万7940円と、シカゴ日経平均先物(2万7880円)を上回り、小幅ながら買い先行で始まった。米国市場が続伸したことに加え、ナイトセッションで一時2万8000円を回復したこともあり、リバウンド狙いのロングが先行したようだ。ただし、米中間選挙の開票作業が各地で進むなか、結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの様子見ムードのほか、先回り的に買っていた短期資金のクローズの動きもあって、寄り付き直後につけた2万7950円を高値に中盤には下落に転じ、一時2万7770円まで売られた。

 日経225先物は寄り付き後にポジションをクローズする動きとはなったが、米中間選挙に向けて上昇を狙った先回りのロング勢のクローズのほか、ナイトセッションでボリンジャーバンドの+2σまで上昇したことによる過熱感を背景に、想定内の一服といったところであろう。オプション権利行使価格の2万7750円~2万8000円でのレンジ推移を想定しつつ、押し目狙いのスタンスでの対応になろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.24倍と5日、25日移動平均線水準で推移している。

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