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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円接近も、ボリンジャーバンド+2σ到達で押し目狙いのスタンス


 日経225先物は11時30分時点、前日比320円高の2万7870円(+1.16%)前後で推移。寄り付きは2万7690円と、シカゴ日経平均先物(2万7620円)を上回って始まった。開始直後につけた2万7660円を安値に強いリバウンドの動きとなり、前場半ばには9月15日以来の2万7800円を回復。終盤にかけても強い値動きが続き、一時2万7940円まで買われる場面があった。

 日経225先物は米国市場の中間選挙を控えた先回り買いの流れを引き継ぐ格好となり、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ソニーグループ <6758> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する、日経平均型優位の展開となった。これによりNT倍率は先物中心限月で一時14.28倍まで上昇。その後は25日移動平均線が位置する14.24倍辺りで推移している。

 日経225先物は節目の2万8000円のほか、9月14日につけた戻り高値2万8470円が射程に入ってきた。ただし、ボリンジャーバンドでは2万7950円辺りに位置している+2σ水準まで上昇したことで、短期的には過熱感が意識されやすいところでもある。そのため、+2σ水準でのクローズを想定した、押し目狙いのスタンスになりそうだ。

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