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【市況】東京株式(前引け)=続伸、先物主導で上値追い態勢が続く

 8日前引けの日経平均株価は前営業日比352円06銭高の2万7879円70銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億4854万株、売買代金概算は1兆6350億円。値上がり銘柄数は1357、対して値下がり銘柄数は399、変わらずは81銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けてリスクを取る動きが活発で日経平均の上昇基調が続いた。朝方から買いが優勢だったが、寄り後も上値を買い進む動きが継続し、日経平均は一時400円を超える上昇で2万7900円台まで水準を切り上げる場面があった。米中間選挙の投開票を目前に控え、積極的な買いは入れにくいとの見方もあったが、取引時間中は先物主導で上げ足を次第に強める地合いとなった。大型株、中小型株おしなべて高くプライム市場全体の74%にあたる銘柄が値上がりした。

 個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が1000円を超える上昇をみせたほか、ソフトバンクグループ<9984>も物色人気。ソニーグループ<6758>も上値追い態勢に。三菱商事<8058>が買われ、ヤマハ発動機<7272>の上げ足も目立った。ドリームインキュベータ<4310>はストップ高、住友精化<4008>も急騰した。半面、オリックス<8591>が軟調。エーザイ<4523>が売られ、レノバ<9519>は急落した。パイロットコーポレーション<7846>、日東工業<6651>などが大幅安となり、アイスタイル<3660>も大きく利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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