【特集】「2022年のIPO」が5位にランク、10月まで23社連続で初値上昇<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 パワー半導体
2 防衛
3 半導体
4 インバウンド
5 2022年のIPO
6 円安メリット
7 メタバース
8 ゲーム関連
9 レアアース
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2022年のIPO」が5位となっている。
足もとでIPO銘柄の値動きが良好だ。世界的な株式市場の波乱を受け、年前半はIPO市場はさえない動きが続いたが、夏場以降は人気が回復。特に、7月下旬以降は10月末まで23社連続でIPO銘柄の初値は公開価格を上回っている。10月はpluszero<5132>の初値は公開価格の2.3倍となり、上場後も値を上げている。また、ビジネスコーチ<9562>の初値も同2.0倍を記録。東証再編後、初めてプライム市場へ直接上場したことで注目を集めたソシオネクスト<6526>も初値は公開価格を5.1%上回り、その後、初値から6割近く上昇した。直近IPOでは6月上場のANYCOLOR<5032>やマイクロ波化学<9227>なども堅調だ。
11月は5社が新規上場する。初のeスポーツ専門企業の上場として注目されるウェルプレイド・ライゼスト<9565>が30日に登場する一方、完全栄養食の開発・製造を手掛ける15日のベースフード<2936>や22日に登場するバイオベンチャーのティムス<4891>は業績の見通しなどから強弱観も対立しており、IPO人気の行方が関心を集めている。
出所:MINKABU PRESS