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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 前日終値を挟んでこう着、リスク回避による内需系シフトでNT倍率は14.09倍に低下


 日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の2万6390円(-0.15%)前後で推移。寄り付きは2万6350円と、シカゴ日経平均先物(2万6350円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。寄り付き直後につけた2万6300円を安値に前日の大幅下落に対する自律反発の動き見せ、前場半ばには一時2万6500円まで買われる場面が見られた。ただし、昨日11年ぶりの安値水準まで下落した香港ハンセン指数が本日も弱い値動きを見せるなか、前引けにかけて再び下げに転じている。

 日経225先物は、前日の終値水準を挟んでこう着。前場半ばにボリンジャーバンドの?1σ水準を上回る場面も見られたがキープできず再び下回っているため、戻り待ちの売り圧力は強そうだ。物色動向は「全国旅行割」などを手掛かりに、リスク回避からJR東日本 <9020> [東証P]、JR西日本 <9021> [東証P]、JR東海 <9022> [東証P]が強い動きを見せるなど、内需系にシフトしている。NTショートに向かわせやすい需給状況であり、NT倍率は先物中心限月で14.09倍に低下した。

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