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【市況】東京株式(前引け)=前日比37円安、一時プラス圏浮上も方向感に欠ける

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前日比37円安の2万6364円25銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億7431万株、売買代金は1兆3719億円。値上がり銘柄数は734、値下がり銘柄数は1022、変わらずは80銘柄だった。

 日経平均株価は小幅安。前日の米株式市場は、NYダウは小幅に反発したがナスダック指数は5日続落し年初来安値を更新。半導体関連などハイテク株が軟調に推移した。この流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。取引開始後は明日の米9月消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見姿勢も強まるなか、方向感に欠ける展開が続いた。一時、プラス圏に浮上したが、上値では売りに押された。為替相場は1ドル=146円30銭台と24年ぶりの水準となる円安が進行した。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>といった半導体関連株が安く、ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>が値を下げた。日本郵船<9101>やメルカリ<4385>、キーエンス<6861>が軟調だった。半面、日本航空<9201>やJR東海<9022>、エイチ・アイ・エス<9603>といった旅行関連株などが値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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