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【市況】6日の株式相場見通し=一進一退か、欧州株安受け上値重い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 6日の東京株式市場は、売り買い交錯のなか日経平均は方向感なく一進一退の展開か。前日の米国株市場がレーバーデーの祝日に伴い休場だったことから、手掛かり材料難のなか様子見ムードが強い。前日の欧州株市場はドイツ、フランス、イタリアなどの主要国株市場が総じて軟調だった。特にドイツについては2.2%強の下落率で下げがきつくなっている。ロシアが天然ガス供給の再開を延期していることで、エネルギー価格の高騰がインフレ高進を助長するとの見方がリスク回避目的の売りを誘発した。東京市場では前日まで日経平均が4日続落しており、目先自律反発狙いの買いも入りやすいタイミングだが、今週8日に予定されるECB理事会とラガルドECB総裁の記者会見を控え、この結果を見極めたいとの思惑から足もと積極的にリバウンドを狙う展開は期待しにくい。取引時間中は米株価指数先物の動向などを横にらみに不安定な値動きが予想される。

 日程面では、きょうは7月の毎月勤労統計、7月の家計調査、8月の輸入車販売、8月の車名別新車販売、8月の軽自動車販売、30年物国債の入札など。海外では豪中銀の政策金利発表、7月の独製造業新規受注、8月の米ISM非製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年09月06日 09時01分

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