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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 トーホー、ファーマF、フジコーポ (5日大引け後 発表分)

トーホー <日足> 「株探」多機能チャートより

 5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 トーホー <8142> [東証P]  ★今期経常を70%上方修正、配当も10円増額
 ◆23年1月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→23億円に70.4%上方修正。増益率が7.6倍→13倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は6月に続き、2回目。業務用食品卸売事業を中心に想定を上回る業況の改善が進んでいることが上振れの要因。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→20円(前期は5円)に大幅増額した。

 日本ハウス <1873> [東証P]  ★11-7月期(3Q累計)経常が3.1倍増益で着地
 ◆22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の4.2億円に急拡大して着地。豊富な受注残高を背景に住宅事業の収益が大きく伸びたことが寄与。

 ファーマF <2929> [東証P]  ★前期経常を8.6倍上方修正
 ◆22年7月期の連結経常利益を従来予想の1.4億円→12.6億円に8.6倍上方修正。減益率が97.5%減→78.1%減に縮小する見通しとなった。機能性表示食品「シボラナイトGOLD」の広告宣伝費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

 フジコーポ <7605> [東証P]  ★11-7月期(3Q累計)経常は24%増益、配当5円増額
 ◆22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比23.8%増の41.9億円に伸びて着地。上期までの好調な冬季商戦の業績に加え、タイヤメーカーによる値上げ前の特需が発生したことも収益を押し上げた。
  通期計画の43.5億円に対する進捗率は96.5%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、期末一括配当を従来計画の20円→25円(前期は22.5円)に増額修正した。

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