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【市況】東京株式(前引け)=前日比93円安、買い一巡後マイナス圏に転じる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前日比93円65銭安の2万8359円10銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億2709万株、売買代金は1兆1766億円。値上がり銘柄数は1013、値下がり銘柄数は732、変わらずは92銘柄だった。

 日経平均株価は朝高後、マイナス圏に転じた。前日のNYダウは154ドル安と3日続落した。ただ、ナスダック指数はほぼ横ばい圏だった。日経平均株価は前日まで4日続落していたこともあり、寄り付きでは値頃感からの買いが入り前日比28円高でスタートした。しかし、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に転じ一時、170円安まで下落した。

 個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983>やトヨタ自動車<7203>が安く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が値を下げた。任天堂<7974>や日本郵船<9101>が軟調だった。半面、ソフトバンクグループ<9984>や三菱重工業<7011>が高く、INPEX<1605>やオリンパス<7733>が買われた。岸田首相が次世代の原子力発電の開発・建設を検討するように指示し、来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させる、と報道されたことを受け、東京電力ホールディングス<9501>や助川電気工業<7711>など原発関連株が急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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