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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8250円~2万8500円にレンジを切り下げ、25日線を試す動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円安の2万8340円(-0.17%)前後で推移。寄り付きは2万8490円と、シカゴ日経平均先物(2万8460円)にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行して始まった。ただし、上値の重さが意識されて前場半ば辺りから下げに転じると、終盤にかけて一時2万8260円まで下落する場面が見られた。

 日経225先物は小幅ながら買い先行で始まったが、開始直後から2万8500円で上値を抑えられたことで、支持線として意識される25日移動平均線水準を狙ったショートが優勢となった。これにより2万8500円が抵抗線となり、オプション権利行使価格の2万8250円~2万8500円にレンジを切り下げた。

 また、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やファーストリテイリング <9983> [東証P]の弱い値動きが日経平均型の重荷となり、NT倍率は先物中心限月で14.40倍を下回り、25日線水準まで低下した。同線を支持線に下げ渋りを見せてくる可能性はあるものの、グローベックスの米株先物が小幅ながらマイナス圏で推移していることもあり、NTショートのリバランスの動きは強まりづらいだろう。

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