【特集】個人投資家・有限亭玉介:市場の話題株に資金流入!業績期待の個別株物色が継続か【FISCOソーシャルレポーター】
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年6月16日14時に執筆
上値が重い日経平均ですが、売られすぎているわけでもなく膠着状態が続いておりますな。マクロ経済指標や中央銀行の政策に関しても、サプライズもなくマンネリ感が出始めてきました。そのような相場では、個別株の材料に投資家の視線が集中するようです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
6月10日~14日の日経平均は始値38689.78円から11日には75日線を上抜きました。しかし、その翌日には75日線を下回り、14日の終値は38814.56円に落ち着きました。結局、25日線・75日線付近での推移が続いております。
そんな中、半導体関連の人気銘柄であるレーザーテック<6920>が空売りを仕掛けられたとのニュースが飛び込んできましたねぇ。空売り投資家として知られるスコーピオン・キャピタルからレーザーテックの不正会計を疑うレポートが6月5日に発行されたようです。もちろんレーザーテック側は不正会計を明確に否定しております。
このような展開はファンダメンタルズでもテクニカルでも予測はできませんな…ただ、この手法に関しては彼らの常套手段でもあります。それ故にある程度売られても、すぐに切り返す動きもありましたので、投資家達はまだ冷静に状況を見ているようです。
それにしても、ここ最近で株式市場に参加した初心者にとっては、1株が3万円台後半になるような銘柄にいきなり手を出すのはなかなか難しいのが現実です。そうなると、レーザーテックよりは手を出しやすい株価で、今後さらに成長しそうな上がりそうな株へとしっかり的を絞っていきたいもんですな。市場にはまだまだ未知なる個人投資家たる者、皆、「日々是勉強」なのです。
さて、そこで今回は第2のレーザーテックと言われている日本電子<6951>からチェックして参りますよ。電子ビーム描画装置を手掛ける同社の技術力は、半導体関連銘柄の中でも投資家達の関心は高い模様。世界的な半導体関連の設備投資がどこまで続くのか気にしながら、同社の株価も追っていきたいですねぇ。
続いてこちらも半導体製造装置関連からKOKUSAI ELECTRIC<6525>です。成膜装置に強みを持つ同社は、直近で下値を切り上げております。昨今、AI市場の急成長を受けて日本国内でもデータセンターの新設が目立ってきました。同社も半導体メモリー需要拡大を受けて、物色されているようです。
企業の電力削減コンサル展開するグリムス<3150>は、電気料金値上げなどで思惑があります。チャート(日足)は5月末から急激に買いが流入したようです。その勢いのまま、直近の株価は年初来高値を更新しました。昨今の猛暑の影響もあり、夏に向けて電力需給の懸念からまだ物色される可能性があるか注視です。
上昇トレンドを築いているエヌ・ピー・シー<6255>は、太陽光パネルのリサイクル義務化の報道で思惑買いが流入しております。太陽電池の製造装置大手として、ペロブスカイト太陽電池関連としても同社は物色されている模様。7月9日の決算発表を前に、どこまで下値を切り上げるか監視中です。
京大とトレジェム・バイオファーマなどのチームが実用化を目指す「歯生え薬」関連として、トレジェム・バイオファーマに出資するフューチャーベンチャーキャピタル<8462>も物色されたようですな。金利高の環境下で同社は有利子負債ゼロである点も好感されている模様。自分の歯が生えてくるなんて、いやはやすごい時代になりましたなぁ。
また、最後に拡大を続けるネット広告市場から、ネット広告プラットフォームを「GenieeSSP」を運営し、直近ではソフトバンクから自己株式取得を発表したジーニー<6562>と、PRコンサルティング事業を展開するマテリアルグループ<156A>をピックアップします。どちらも急ピッチで株価が上に向かっているように見えますねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ