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【市況】東京株式(前引け)=反落、大幅高の反動で目先利食い優勢に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比238円21銭安の2万8984円56銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億1099万株、売買代金概算は1兆2040億円。値上がり銘柄数は418、対して値下がり銘柄数は1351、変わらずは69銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力ハイテク株をはじめ広範囲に売りが優勢となった。日経平均は前日までの大幅高の反動が出た形となり前引け時点で2万9000円台を下回っている。前日の米国株市場では米長期金利の上昇などを受けてハイテク株中心に売られ、主要株価指数が揃って下落したが、これを受けて東京市場も目先筋の利食いを誘発した。米株価指数先物が冴えない動きで、中国や香港株などが軟調に推移していることも市場のセンチメントを冷やしている。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が下落、東京エレクトロン<8035>も冴えない。信越化学工業<4063>、キーエンス<6861>なども安い。ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を下げた。eBASE<3835>が大幅安、アトラエ<6194>も大きく値を下げた。半面、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が堅調、任天堂<7974>も買いが優勢。武田薬品工業<4502>もしっかり。アイスタイル<3660>が値上がり率トップに買われ、曙ブレーキ工業<7238>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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