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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 調整局面ではNTロングを組成する動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万8970円(-0.75%)前後で推移。寄り付きは2万8920円とシカゴ日経平均先物(2万9000円)を下回る格好から、売り先行で始まった。米国市場が下落した影響で利益確定の売りが入りやすく、前場半ばには2万8830円まで下落する場面が見られた。ただし、5日移動平均線水準での底堅さが意識されるなか、前引けにかけては持ち直しを見せており、一時2万8990円まで下げ幅を縮めた。

 日経225先物は売り優勢ながらも下を仕掛ける動きは見られず、急ピッチの上昇に対する利益確定の動きであり、底堅さが意識されている。また、2万9000円接近で上値の重さは見られそうだが、グローベックスの米株先物は小幅な下げで推移しているため、ショートを仕掛けたとしても短期的な商いであろう。前日に日経平均株価をけん引したファーストリテイリング <9983> [東証P]の下落もあって、NT倍率は先物中心限月で一時14.49倍まで低下する場面があった。ただし、その後は14.55倍まで戻す動きも見られており、調整局面ではNTロングを組成する動きが入りやすいようだ。

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