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【材料】小野測器が年初来安値を更新、案件先延ばしなど響き22年12月期業績予想を下方修正

小野測器 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小野測器<6858>が反落し年初来安値を更新している。前週末22日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を120億円から110億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を3億円から5000万円(前期8億5900万円の赤字)へ、最終利益を2億4000万円から7000万円(同12億7100万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 受注は回復傾向にあるものの、世界的な半導体部品などの供給不足により、上期において特注試験装置で売り上げ予定であった案件が先延ばしとなったことに加えて、上海でのロックダウンの影響により出荷・売り上げができなかったことなどが響く。また、下期も部品供給体制の混乱が続くことが想定されるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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